《アメリカ南西部》ロードトリップで全部巡ろう! 第5弾 ~キャピトルリーフ国立公園とボンヴィル塩湖~

ロードトリップ6日目に突入!今回はユタ州での最後の国立公園となるキャピトルリーフ国立公園の観光と、ソルトレイクシティ郊外にあるボリビアのウユニ塩湖も顔負けの絶景スポット、ボンヴィル塩湖を訪問します!はりきって行きましょう!

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本日のルートは最初に南のTorreyからキャピトルリーフ国立公園に行き、昼前に北のボンヴィル塩湖まで約5時間のドライブをする流れになりました。

早朝にTorreyの宿泊地を出発して、本日最初の目的地のHickman Bridgeを目指してキャピトルリーフ内のFruitaという町に向かいます。

キャピトルリーフの名前は公園内にそびえる巨大な岩の形がワシントンDCにあるアメリカ合衆国議会議事堂(キャピトル・ビルディング)に似ていることに由来しています。リーフ(Reef)は英語で暗礁という意味がありますが、ここでは洪水と浸食の影響でえぐられた深い谷の層が100マイルにも及ぶWaterpocket Foldという地形を成しており、海底の暗礁のような巨大な岩壁がキャピトルリーフの南北に向かって背骨のように伸びています。ユタ州で最も自然の力の影響による地形の変化が著しいキャピトルリーフ国立公園は、地質学者でなくともその成り行きの壮絶さに思わず息を呑む絶景に囲まれています。

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Hickman Bridge

キャピトルリーフ国立公園の中にポツリとある小さな町Fruitaは敬虔なモルモン教徒が住む町として知られ、昔ながらの学校や集会場などが今でも使われています。どこの家にも見かけるキルトの縫い物はこの地方の風習で、パッチワークを通じた交流がFruitaの伝統として今も生き続けています。

Hickman BridgeはFruitaの町の東にある美しい天然の岩橋で、往復3kmのハイキングで辿り着けます。ハイキングコースはゆったりとした斜面を登っていく形になりますので足元は動きやすい運動靴で、水も2Lは持って行きましょう。

コースの途中で道が二手に分かれる分岐点に差し掛かりますが、これは岩橋の下をくぐるための小さなループで、最終的に同じところに戻って来るようになっています。そのまま右手に進み斜面を降りていくと視界が開けて巨大なHickman Bridgeの姿が見えてきます。ダイナミックな岩橋の真下まで歩いて行き、自然の力が彫像した芸術をゆっくりと鑑賞してみてください。

Hickman Bridgeをくぐり谷間を抜け出ると先ほどの分岐点に戻ってきます。そこから駐車場に帰る道中、紅葉の鮮やかな樹木の姿が見えました。季節は秋。四季の回転とともに変化を続けてきたキャピトルリーフの景観は色彩に溢れ見事でした。

キャピトルリーフ国立公園には先史時代人の書いた岩石線画が見える場所もあり、この土地に自然とともに生きてきた人々の歴史が伺えます。Hickman Bridgeへのハイキングのあとはその古代人の描いた線画を探しに行くことにしました。

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キャピトルリーフの岩石線画の不思議

Hickman Bridgeの駐車場から観光案内所のある公園の西口方面に向かう途中、地図上にPetroglyph Panel(岩石線画のあるパネル)という表記があります。ここは車で簡単に乗り入れられる地点で、岩壁の前に設置されたデッキを歩きながら線画を眺めることができます。岩壁に目を凝らしてみると人型や野生動物の姿が浮かび上がります。

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場所によっては浸食の影響で変色してしまった岩陰にうっすらとしか見えない線画もあるので、コツとしては「消えかけた絵を探すような」心掛けで岩壁のくすんだ部分をよく見ることです。デッキからでもいくつか線画が見れましたが、これから先のWaterpocked Foldには更にレアな線画を拝むチャンスが待っています。

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Waterpocket Foldの岩棚を抜ける8マイルの絶景

先述した通り、キャピトルリーフ国立公園には洪水や浸食の影響によってえぐり出された地肌が訪れる人々を圧倒する景観があります。中でもWaterpocket Foldと呼ばれる岩棚に挟まれた8マイルの絶景のドライブコースは短時間でキャピトルリーフの魅力を味わえるお勧めの観光ルートで、巨人の庭のようなスケールの渓谷の隙間を道なりに進んで行くと、映画「MADMAX」さながらの荒涼たる岩の世界があなたを待っています。

道路はCapitol Gorge Trailのハイキングコースまで続き、そこからは徒歩でWaterpocket Foldの奥地へ入ることになります。今回は時間が無かったのでハイキングコースの入り口部分だけを少し歩いてみましたが、ふと何気無く左手の岩場を見ると太陽がはっきりと描かれた線画を発見!これは間違いなく古代人からのメッセージだ!更に右手の上の方を見上げると、開拓民が残したであろう名簿のような銘刻が!周りは高層ビルのような巨大な岩に囲まれ、本当にジュラシックパークに迷い込んでしまったかのような雰囲気です。

ダイナミックな景色に圧倒されながら来た道を観光案内所に向かって引き返していると、Waterpocket Foldの谷の向こうに浮かび上がる荘厳な突起が見えました。これがキャピトルリーフの象徴とも言えるGolden Throneの岩です。

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観光案内所でお約束のパッチを購入してユタ州5つの国立公園を制覇した感動を味わった後はソルトレイクシティに向けて約3時間半のドライブを開始しました。

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Bonneville Salt Flats

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キャピトルリーフ国立公園の方面からFish Lake National Forestを抜けソルトレイクシティ市内に入ったら、そのままルート80を西に向かって一時間ほどのドライブでボンヴィル塩湖に到着です。

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ボンヴィル塩湖はソルトレイクシティから西に110マイルほど離れた所にある天然の塩湖で、水面には空と山が鏡のように反射され、ところどころには乾燥した塩が氷のように真っ白で輝かしい島をつくっている魔法に満ちた場所です。

湖は浅いのでビーチサンダルに履き替えて鏡の世界に入っていきます。固まった塩分は尖っているので裸足だとかなり痛いです

ボリビアのウユニ塩湖さながらの見事な「鏡」は時間がいくらあっても足りないくらい写真撮影には最適のロケーションで、湖に映える山や高速道路、そして夕暮れの魅惑に誘われてきた人々の姿を余すことなくカメラに収めていきました。

都市からわずか一時間弱でこんな素敵な場所に来られるとは想像もしていなかったので、「ここには絶対いこう!」と意気込んでいた友人の確信は間違いの無いものだったということです。

時間はあっという間に流れ日没になりました。湖畔には犬の散歩に来た人や、ファッション雑誌の写真撮影に来たかなりプロフェッショナルなカメラチーム、その他にも友達と散歩に来た地元の学生やおばちゃんなども集いローカルの方々も毎日のように訪れる場所の様子でした。

空が群青色に変わり始め、僕たちもそろそろ今晩の宿泊地のソルトレイクシティに戻る時刻がやってきました。

全く知らないと見落としてしまいがちな隠れた名所ボンヴィル塩湖はソルトレイクシティに訪れる際には是非立ち寄っていただきたい観光要所です。写真家でなくともその美しい水面の反射像に心を奪われることは間違いないです。

さて、次回はいよいよシリーズ最終編。イエローストーン国立公園へ向かって行きます!乞うご期待!

《つづく》

PART 1 :: アーチズとキャニオンランズ国立公園!

PART 2 :: モニュメント・バレーへの道!

PART 3 :: ロウアーアンテロープキャニオンとザイオン国立公園!

PART 4 :: ブライスキャニオン国立公園!

PART 6 :: イエローストーン国立公園!


★英語ですが参考になる情報★

キャピトルリー国立公園でお勧めのアクティビティー

歴史ある町Fruitaについて

ボンヴィル塩湖はこんな場所

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